肩周辺で絶望的に行き詰ったので、ズボン＆巻きスカ(？)に逃げます。
とはいってもこの辺も関節の塊で難しいのですが。

肩や股間の調整ノウハウを持っていればそれを書きたいのですが、動かしてみて変だったらちょっといじる、また動かしてちょっといじる…の繰り返しのとても原始的な方法でやっているのでノウハウもなにも無いのです。
こうなったら良くなるんじゃないかなというカンに頼って、｢jointsを変えてみる｣｢vertexをmove｣｢TurnEdge｣の3つを試してみます。

(左：調整前　右：調整後)
いじればいじるほど破綻するアニメーションが増えていきます。
私のシムプレイでは立ち話と座って食事が多いので、立ち話アニメーションと椅子に座ったアニメーションを優先します。

クロウの巻きスカート(?)の丈は膝上か、膝下か。
チビキャラだと膝上に見えるので、それで作ることにしました。
膝上の方が楽だし(本音)
xskin-B202MAFit_OldGypsyMan.sknの上着の丈だと短すぎるので、下に伸ばす必要があるのですが、ただvertexをmoveするのも…というわけで、ちょっと軽量化してみることにしました。

ズボンの上部を股の間だけ残して、後は消してしまいます。
jointsの設定が同じであることを確認してからmoveで近くまで寄せて、最後にそれぞれをCtrl+N。

その後でTextureCoordinateEditorでUVマップもmoveします。

その4で書いたことと気持ちとしては同じ作業です。
違うメッシュ同士や離れたVretexを繋げる時は、だいたいこの手順で行っています。

クロウのBODY製作開始です。
刀、マント、肩当、巻きスカート(?)と小物が多いので、先が思いやられます。


おかゆさんがハクオロを作る際にも使用していましたが、ニッカポッカっていったらこれしかないよなあ、という事で腰から下はxskin-B202MAFit_OldGypsyMan.skn(白い部分)を、上半身はfit体型のヌード(赤の部分)を使用させていただきます。

繋ぎ目のVertexをCtrl+Nで引っ付ける必要があるのですが、上半身と下半身でjointsの設定が違うので、先にそれを統一します。
今回はやっぱりヌードスキンの方に合わせた方が良いかと思ったので、SPINEにselassigned。
腰の巻きスカのことを考えつつCtrl+PでVertexを増量した後に下半身の最上部のVertexを上半身の最下部に近付け、最後にCtrl+Nします。


vertexsの数が少ないうちに直しておいたほうが後々楽なので、ここでUVマップも簡単に修正しておきます。
上半身と下半身は別々のメッシュをインポートしたので、自然とグループ分けがされていたのですが、ここで一旦全部選択した後でregroupしてしまいます。
そしてTextureCoordinateEditorでUVマップを見てみると、上半身と下半身にズレがあることがわかります。

完全に重ねてしまう必要はありませんが、もうちょっと分かり易いようにmoveして形を整えます。

巻きスカ帯の上を作って、上半身と下半身、二つのメッシュの結合は完成です。

クロウの髪は逆立っているのか、撫で付けて下に向かっているのか。
立ちグラだと逆立っているように見えるので、最初はそうしていたのですが、ちびキャラだと撫で付けているように見えて…途中で撫で付け系に変更しました。

逆立髪の予定だったので、髪は一房ごとに作っていました。
vertexの塊みたいになっていました。
これをひとつづつ下に向かって方向転換させていきました。

グループ分けも40を軽く超えて、ポリゴン数はオボロも真っ青な800以上。
もう作り直した方が良いのはわかっていますが、努力を水の泡にするのに個人的に耐えられなかったので、申し訳ないのですがこれでいきたいと思います。


実はまだ裏作ってません。

MS3Dの調子がどうもおかしくて、いったりきたりを繰り返しています。
smoothShadedやFlatShaded等でポリゴンが裏面のように表示されるのですが、Simposeではちゃんと表面になっています。

これがちゃんと表示されたり、されなかったりなのでそちらにばかり気をとられてしまっていて作業効率が極端に悪化しています。
私の環境ではこのようなことが1.71以降のバージョンで多発していたので、ずっと1.70を使用していたのですが…

去年の12月頃にマザーボードが壊れて以降一度もWindowsを入れなおしていない上に、結構いろいろなアプリを出し入れしてしまったので、そろそろ再インストールが必要になってきているのかもしれません。

MaxisのHEADからの改造過程を簡単に書いていきます。
基にさせていただくスキンはxskin-c001ma_ross-HEAD-HEADBです。
シンプルなメッシュを…ということで、気持ちの問題ですがc001を使いました。
髪の毛の部分を削って、線対称ではない部分はSift+Ctrl+YやSift+Ctrl+Zで揃えました。
そしてTextureCoordinateEditorでFrontからRemap。
テクスチャに大雑把にあわせてみます。

これはユズハの時にも書きましたが、眉頭、眉尻、目頭、目尻にVertexがあれば私にとって調整がやりやすいのでCtrl+Pでその場所にVertexを増やしつつ、TextureCoordinateEditorでUVマップも調整。
クロウにしては縦長すぎるこの顔のままでは気分がのらないので、ちょっと横に伸ばします。


頬から顎にかけての線を調整する為、目とあごの間にVertexをひとつづつ増やします。
あと、これはなくてもいいんじゃないかと思うのですが、頬の真ん中にも縦に左右2つづつVertexを増やします。
なくてもいいのに増やすのは、頬の部分がちょっと盛り上がっていないと個人的に落ち着かないし、形が取れなくなってくるからです。

顎の回りから目の下までが扇状になって、私にとっての基本形ができました。

その後資料を見ながらVertexを動かして増やして動かして…を繰り返して形を作っていきます。

傷の位置を左右間違えていたのでMirrorLeft-Rightをしました。

無駄なポリゴン多いですが、テクスチャが苦手でメッシュに合わせられないので、Vertexを増やしてなんとかごまかそうとしているうちに、どうしてもこんな感じになってしまいます。
シンプルなメッシュでかつ元の版権そっくりに作られる方はすごいです。